また、ヒリヒリとするサッカーの季節が始まる〜W杯最終予選〜

サッカーワールドカップ2014ブラジル大会・アジア最終予選の組み合わせが決まった。ワールドカップ本戦はもちろん面白いのだけど、ヒリヒリするような最高の緊張感が提供されるのは、やはりアジア最終予選であろう。

今回はオーストラリア、イラク、ヨルダン、オマーンと同組となった。実力以上の何かがうごめく「もっともメンドクサイ相手」韓国とは別組となったが、最終予選に楽な相手などいない。日本ごときが見下せる相手など、アジア最終予選では皆無である。アジアは蓋を開けてみなければわからない。

今回はジーコ率いるイラクの存在が、面白くも、不気味でもある。あの人の「強運」や「負けず嫌い」が日本に本気で向かってくるのは、なんとも恐ろしい。Jリーグ元年のチャンピオンシップ・鹿島VSベルディ川崎の唾はきPKのシーンが頭に浮かぶ。ジーコは敵に回したくない人だ。

ワールドカップ出場経験も4回を数え、出場することが当たり前になりつつある。初出場を夢見て炸裂したが、届かなかったメキシコW杯予選の木村和司のフリーキックはもう27年前。ラモスやカズのドーハの悲劇は19年前。岡ちゃんがY字にまっすぐ手を伸ばしてダッシュしたジョホールバルの歓喜から15年。今度の代表の奴らは、どんな闘いを観せてくれるのだろうか。

また、ヒリヒリとするサッカーの季節が始まり、僕らは少しづつ年をとる(笑)。

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