ミランの10番。そして、話は変わって、スティーブマックイーンのこと。

ミランの10番。

そこに日本人が座る。

高飛車なこと言い続け、言い聞かせ続けてきた男が、ついにこのユニフォームを手にしたらしい。

おいおい、マンガじゃあるまいし。

 

不調のミランとはいえ、ミランはミランである。

赤と黒の縦縞の、あのユニフォームの10番は、世界的スターであることに変わりはない。つまり、あのルート・フリットの後継者になったわけですから。

 

言霊と強気で自分の力を高めてきた男が、さらにステップアップするチャンスを掴んだ。移籍金ゼロだろうが、落ち目のチームだろうが関係ない。名門ミランを引き上げて、復活させて、本当の強者になってくれ。

 

話は全く変わって、俳優・スティーブ・マックインのこと。

「午前10時の映画祭」という企画の中の「タワーリング・インフェルノ」(1974年)を見ました。子供の頃によく観たこの映画ですが、なんだかんだで20年近くぶりの鑑賞です。

 

久々に観るスティーブ・マックイーンは、やはりかっこ良かったなぁ。

今、こういう深い味わいと男気を見せる俳優はいるのか?

 

(この映画、建築関係者の視点で観ると、リアリティという面で突っ込みどころ満載の映画ではありますが‥、この映画の本筋は、マックインとポールニューマンがとにかくカッコイイ、ということに尽きるのです。)

 

 「午前10時の映画祭」。次はなんと、あの「大脱走」(1963年)です。

「大脱走」こそ、スティーブ・マックイーン、そのもの。

 

都合をつけて、久々の「大脱走」を観ようと思います。

 

<2013/12/13>